特殊金属肉盛溶接


 一般的には、溶接とは部材同士の接合のことを指しますが、肉盛り溶接は溶接の特徴を表面処理技術として応用する手法です。

肉盛溶接を行う目的には、表面改質や形状復元(補修)が挙げられます。品物の表面のみ目的に応じた金属で覆う(肉盛溶接する)事によって、全体を高価な金属で製作するよりも安価に性能アップが図れます。

 右の写真は、表面が摩耗した品物を肉盛溶接により補修したものです。

 下の写真は、押出機の摩耗したスクリューを肉盛溶接により復元したものです。